釣りシーズン到来!「ライトショアジギング」で手軽に大物を
先日花粉症になったはずだったのですが、アレルギー検査を受けても異常がありませんでした。
腰痛丸です。
結局原因は分からずじまいで、日々くしゃみに泣かされています。
鼻水も止まらないので鼻をかみまくっていたら鼻血が出てきました。とてもつらい。
さて、気温も随分と高くなってきて、釣りシーズンも本番といったところでしょうか。
大型連休から本格的に釣りをしようと思っている人も多いのでは?
そんな人におすすめしたいのが、「ライトショアジギング」です。
ライトショアジギングってどんな釣り?
巷では「LSJ」と略して呼ばれることも多いライトショアジギングですが、簡単に大物を狙えることもあり、近年人気を集めている釣りなんです。
簡単に言うと、比較的軽めのタックルで、ショア(岸)から20g前後のメタルジグという金属のルアーを投げて魚を狙うという釣り方ですね。
ルアー釣りと聞くと敷居が高く感じられるかもしれません。しかし、ポイントにもよりますが、実際に釣り場に立ってみると周りにいる釣り人のほとんどがルアーマンです(笑)
かつてはエサ釣りを楽しむ人の方が圧倒的に多かったのですが、技術の進歩にともなってルアー人口も急激に増加しています。
話が逸れましたが、無数にある釣りメソッドの中から、僕がライトショアジギングをおすすめする理由を、メリット・デメリットを挙げつつ話していきたいと思います。
メリット
虫に触らなくてもいい
釣りをする上で最大の障壁となっているのは確実にエサの虫です。断言できます。(実は虫に触らずにエサ付けが出来る道具もあるのですが、ここでは割愛)
ライトショアジギングで使うのはメタルジグというルアーなので、虫に触るという難関を通る必要も必要ありません。
仕掛けがシンプル
ウキ止めをつけ、ウキをつけ、マーカーをつけ、ハリス、針を結んで完成。
出典:SHIMANO
これはフカセ釣り仕掛けの一例ですが、初心者が一から組むのは正直に言うと難しいです。
もちろん完成品の仕掛けセットも販売されていますが、少し割高です。
さらにフカセ釣りではコマセと呼ばれる撒き餌が必要で、それを入れるためのバッカンという容器も必要になります。
もっと単純でわかりやすい仕掛けもありますが、基本的にエサ釣りは仕掛けが複雑で、必要な道具もルアー釣りと比べて多いです。
対してライトショアジギングの仕掛けはラインにルアーをつけるだけ。
非常にシンプルで、初心者でも簡単に組むことができます。
厳密にはショックリーダーというラインブレイク防止の糸を先端に結びつける必要があるのですが、こちらは後日別の記事で詳しくお話ししたいと思います。
ここまで話した内容だと、別にライトショアジギングにこだわらず、ほかのルアー釣りをしても良いのではないかと考えるかもしれません。
僕がここまで執拗にライトショアジギングをすすめる理由は次の項目でわかります。
ルアーが安い
なんといってもお金は大事です。ルアーって高いんですよ。
ダイワから発売されているセットアッパーというルアーがありまして、とても釣れるということで大人気で僕もよくお世話になっています。
しかしこのルアー、1個2000円近くする上にシンキング(沈む)ルアーという特性上、根がかりによるロストのリスクが常に付きまとってきます。
本当によく釣れるのでおすすめではあるのですが……。
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そんな高い上にいつ無くすかもわからないルアーをいくつも買ってボトム付近をゴリゴリ攻められる財力を持っている人ってそんなにいないと思うんですよね。初心者なら尚更です。
一方、ライトショアジギングに使用するメタルジグは1個あたり500円ほどで手に入ります。
平たく言えば鉛の塊なので、複雑な昨日が搭載されたルアー達と比べるとかなり安価で販売されているんです。
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メタルジグもボトムまで一度沈めて巻いてくるルアーなので当然根がかりのリスクがありますが、安価なので他のルアーよりも強気に攻めることができます。
ちなみに、メタルジグはダイソーでも買えます。
そしてこれがよく釣れるんですよ。高いルアーを買うのが馬鹿らしくなることも多々あります。(だが買う)
1個100円と安いので、さらに強気にボトムを攻めることができます。ルアーケースに1つ入れておけば心強い味方になってくれることでしょう。
さすがは天下のダイソー。頭が上がりません。
アクションがシンプル
ダート、トゥイッチ、ジャーク、ドリフトetcetc……
これ全部ルアーフィッシング(主にワームを使ったもの)をする上で必要なアクションの名前なんですけど、初めて釣りをするような人に「ここはダートアクションメインで時折トゥイッチを混ぜていこう」なんて言っても分かるはずないですよね。
メタルジグのアクションはとてもシンプルで、
「底に沈めて3回しゃくる」
これの繰り返しです。
本来はもっとたくさんの種類のアクションがありますが、最初はこれだけで十分です。
というかただ巻いてくるだけでも全然釣れます。
このアクションのシンプルさもライトショアジギングの魅力ですね。
狙える魚が豊富
ライトショアジギングでは非常に多くの魚種をターゲットに出来ます。
というのも、メタルジグ自体ベイトフィッシュ(小魚)を模して作られたルアーなので、アジやイワシなどの小魚をエサにする魚は自動的にターゲットになってくるわけです。
これからの時期だと真鯛やヒラメ、ヒラマサなどが狙えます。どれも高級魚なので、見事釣り上げた時の喜びは言うまでもありません。
もっと暖かくなってくると、タチウオやハマチ、運が良ければブリなんかも狙えるので、ぜひチャレンジしてみて下さい!
もちろん今挙げた例以外にも釣れる魚はいくらでもいます。
何がヒットするか分からないというのも、ライトショアジギングの楽しいところです。
体力的に楽
ライトショアジギングとは別に「ショアジギング」と呼ばれる釣り方もあるのですが、こちらは60g以上のメタルジグを扱うので、かなり体力を使います。
一般的にライトショアジギングで用いるメタルジグは20g程度の軽いものが多く、重くても40gくらいです。
あまり体力を使わずに楽しめるということで、女性からの支持も厚いです。
デメリット
ここまでメリットを挙げてみましたが、逆にライトショアジギングのデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
慣れるまでは遠投が難しい
熟練のアングラーはメタルジグを100m以上飛ばすことが出来ますが、いきなりそんなに飛ばすのは難しいです。
そもそも正しい投げ方も分からない状態で釣りに行くのは危険も伴いますので、最低限の予習は必要です。
こちらの動画はルアーのキャストについて非常に詳しく解説してくれているので、釣行前に一度見ておくと良いでしょう。
根がかりによるロストが痛い
確かにメタルジグは安いです。かといって根がかりでいくつもロストしてしまうと流石に気が滅入りますし、積み重なってくると結局大きな出費になります。
しかし、根がかりを外すのもひとつのテクニックです。
うまく外すことができれば大切なルアーをロストすることも無いので、精神的にもお財布にも優しいですよね。
こちらの記事では根がかりの外し方について詳しく解説されているので、ぜひ一度参考にしてみてください。
GWは手軽に大物釣りで決まり
ここまで挙げたメリットとデメリットを比べてみると、明らかにメリットの方が大きいように思います。
というかデメリットは正直努力次第でどうにでもなるようなことばかりなので、もはやデメリットとも呼べないかもしれません。
むしろ釣りに潜む危険性を正しく理解することで、一人のアングラーとして更なる進化が期待でき、より多くの魚を釣り上げられるようになります。
そうしているうちに釣りの沼にどっぷりとハマってしまうわけですね(ゲス顔)
ともあれ、これからのシーズンは特に狙える魚が増えてくるハイシーズンなので、今こそライトショアジギングにトライしてみてはいかがでしょうか?
手軽に大物を釣り上げて、うまい刺身を食べましょう!!